【2025年夏】夏休みにおすすめ!イルカショーなしでも満足できるアクアマリンふくしま

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アクアマリンふくしまってイルカショーがないの?


アクアマリンふくしまには、イルカやアシカのショーといったパフォーマンス系のイベントはありません
「じゃあ楽しめないのでは…?」と思う方もいるかもしれませんが、実はその逆!
ショーがなくても大満足できる、学びと体験が詰まった「環境水族館」なんです。

福島県いわき市にあるアクアマリンふくしまは、海の環境や命のつながりを体感しながら学べる場所
珍しい魚や貴重な展示、釣り体験などもあり、子どもから大人まで幅広く楽しめます。


日本経済新聞「大人もときめく水族館」特集で全国1位に選ばれた実績があるほど、人気がある施設なんです。

この記事では、イルカショーがなくても心からおすすめできる理由をレビューしていきます!

アクアマリンふくしまこんな人におすすめです✨

  • 夏休みに「遊び」と「学び」が両立できるお出かけ先を探している
  • 涼しく快適な場所で、子どもと1日たっぷり楽しみたい
  • 福島旅行・デートで立ち寄れるスポットを探している
  • 動物や海の生き物が好き!生態系や環境にも興味がある
  • イルカショーがなくても、じっくり観察できる水族館が好き
この記事を書いた人
  • アリからゾウまで、生き物大好きな獣医。
  • 犬・猫・鳥など飼育経験あり。現在は猫下僕。
  • 全国40か所以上動物園・水族館に訪問。

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公式提携サイト(アソビュー ):https://www.asoview.com/base/150782/

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目次

アクアマリンふくしまとは?|“潮目の海”がテーマの体験型水族館

アクアマリンふくしま

アクアマリンふくしまは、福島県いわき市にある「潮目の海」をテーマにした体験型水族館す。

「潮目」とは、暖流と寒流がぶつかることで豊かな生態系が育まれる海域のこと。この自然の仕組みを、リアルな展示と体験を通じて学べるのが魅力です。

一般的な水族館のようなショー中心ではなく、“生きもの本来の姿”をじっくり観察できる展示が豊富。
自然環境の再現にもこだわっていて、大人も子どもも学びながら楽しめる、知的好奇心をくすぐる水族館です。


所在地とアクセス方法(車・電車・バス)

所在地とアクセス方法です。(2025年6月現在)

展示数

約800種80,000点

住所

福島県いわき市小名浜字辰巳町50

開園時間

通常 9:00〜17:30(最終入館16:30)
冬季 9:00〜17:00(最終入館16:00)
※季節により変動あり、公式HPで最新情報をご確認ください。

入園料

大人(中学生以上) 1,850円
小人 900円
幼児 無料

アクセス

電車・バス:JR常磐線「泉駅」から路線バスで約15〜20分。
      「イオンモールいわき小名浜」下車後、徒歩約5分。
      もしくは、「支所入口」下車後、徒歩約10分。
車:常磐自動車道「いわき湯本IC」から約20分。

駐車場

約1,600台分


潮目の海とは?命が出会い、育まれる自然のドラマ


アクアマリンふくしまの最大の特徴でありテーマとなっているのが、「潮目の海」。
これは、寒流の親潮(おやしお)と、暖流の黒潮(くろしお)が交わる福島沖の海域を指します。

この潮目では、異なる性質の海水がぶつかることで、豊富な栄養や多様な生物が集まり、命のつながりや自然の循環を間近に感じることができます。

展示エリアでは、実際の福島の海を再現した巨大な三角トンネル水槽で、親潮・黒潮それぞれの生きものたちを観察しながら、「命が出会う」ダイナミックな環境を体感できます。

黒潮
  • フィリピン、台湾から届く大きなの海流。
  • 貧栄養でプランクトンは少なく、透明度が高い。
  • カツオ、マグロ、サンマなど、多くの魚類が回遊。
  • この水槽では、マイワシなどの小魚、それを餌にするカツオ、マグロなどを同居させて、食物連鎖を再現。
親潮
  • 千島列島から南下する寒流。
  • 富栄養でプランクトンが豊富で「生命を育む豊かな海」と言われている。緑っぽい色。
  • 海藻なども繁殖していて、稚魚たちが生息。
  • この水槽では、 ドーンと岩、海藻、マボヤが目に入りますが、その岩陰や海底で潜んでいる魚たちが再現。

トンネルの中央で潮目を再現し、2つの海が出会う瞬間を視覚的に表現されています。
学びだけでなく、写真映えも抜群!子どもも大人も夢中になれる、アクアマリンふくしまならではの展示です。

あんこ

「潮目の海」の面白ポイントは、お寿司屋が併設されているところ!笑
海の恵みを見ながら、命に感謝して食べると食育にもなります!


アクアマリンふくしまにイルカショーがない理由と楽しみ方

アクアマリンふくしまには、イルカやアシカなどのショーは一切ありません。
これは、水族館の方針として「海を通して人と地球の未来を考える」という理念があり、パフォーマンスではなく、自然や環境について「見て・感じて・学べる展示」を重視しているためです。

「子どもが退屈しちゃうかも…?」
と思うかもしれませんが、そんな心配はありません!

アクアマリンふくしまでは、ショーの代わりに体験型の展示やアクティビティが充実していて、子どもたちも大人も思わず夢中になる仕掛けがいっぱいなんです。

体験を通して、ただ見るだけじゃなく、五感を使って自然の大切さを学べるのがこの水族館の大きな魅力です。

イルカショーのような派手さはないかもしれませんが、「本物の学び」「心に残る体験」がしっかりと用意されています。

あんこ

ショーの時間を気にせず、じっくり生き物を観察できるのもいいところ!生き物本来の美しさや魅力を体感できます✨


子ども連れ・カップルにも人気!夏休みにぴったりな理由

アクアマリンふくしまは、夏休みの家族旅行やデートにもぴったり!!

館内は広々としていて涼しく、ベビーカーでの移動もラクラク。
冷房の効いた休憩スペースや授乳室もあるので、小さなお子さん連れでも安心して楽しめます。

さらに、「遊びながら学べる」展示が多いので、子どもの自由研究や自然学習にも最適。

一方、カップルには、落ち着いた雰囲気の中で自然や生き物と触れ合いながらゆっくり過ごせる点が人気
派手さよりも“のんびり癒される体験”を求めている人にぴったりの水族館です。

あんこ

暑い時期のお出かけにピッタリです!

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動物マニア直伝!アクアマリンふくしまの歩き方&新エリア紹介

アクアマリンふくしまをもっと深く楽しみたいなら、順路の意味や生きものの背景を意識して回るのがコツ!

動物好き・水族館マニア目線で、おすすめの回り方や注目ポイントをご紹介します。

海の環境や生態系を“感じる”ルートでまわろう

アクアマリンふくしまの展示は、単なる地域別ではなく「潮目(親潮と黒潮のぶつかりあう場所)」という海の変化を軸に構成されています。

Route
海・生命の進化

太古の水中で繰り広げられた進化と絶滅の歴史を、「化石」と「原始的な特徴を残す生きた化石」の展示を通してたどります。

Route
ふくしまの川と沿岸

福島県内の川の上流域から沿岸までの自然を、植物とともに観察できるエリア。水辺の生態系を立体的に体感できます。

Route
北の海の海獣・海鳥

北の海に暮らす大型哺乳類や海鳥を展示。生き物たちの行動が見られるフィーディングタイムは迫力満点です!

Route
オセアニック・ガレリア

アクアマリンふくしまが取り組む研究や環境保全活動を、ブース形式でわかりやすく紹介。学びと発見が詰まった展示です。

Route
熱帯アジアの水辺

黒潮の源流域・熱帯アジアをイメージ。川から海辺へとつながるマングローブの森の自然を再現しています。

Route
サンゴ礁の海

黒潮源流域の浅く温かい海に広がるサンゴ礁。個性豊かな生き物たちが織りなす、にぎやかな海の世界を楽しめます。

Route
親潮アイスボックス

冷たい親潮が流れ込むオホーツク海域。色鮮やかで個性的な小さな生き物たちを、宝石箱のような水槽にぎゅっと詰め込んで紹介します。

Route
潮目の海

黒潮と親潮が福島県沖で交わる「潮目の海」。三角トンネル水槽などを通じて、外洋の魚と地元の海の生き物の出会いを体感できます。

Route
ふくしまの海

福島・浜通りの海は、大陸棚から深海へとつながる豊かな漁場。多彩な生き物たちが勢ぞろいする、地元密着型の展示エリアです。

南の海から北の海まで・・・。
まるで海流にのって海の旅をしているような幻想的な感覚になります。
このルートを意識するだけで、「どんな環境にどんな生き物が暮らしているのか」が自然と理解できます。

また、展示はじっくり観察できるよう設計されており、魚や海獣の行動に注目して見ると面白さが倍増!

あんこ

泳ぎ方、エサの探し方、仲間との距離感など、動物の自然な姿を発見してみてください。


自由研究・子どもの学びにも◎

アクアマリンふくしまは、見て楽しいだけじゃなく「学び」がしっかり得られる水族館です。
それぞれの展示コーナーに福島と繋がるストーリーがあって、福島近郊の自然を感じることができます。

各水槽の横にはていねいなパネル解説があり、小学生でもわかる表現で書かれているため、自由研究や夏休みの宿題にもぴったり。
夏休みは、飼育員さんの解説コーナーも充実しています!

さらに、「潮目」「食物連鎖」「生息環境の変化」など、教科書で習う理科や社会の内容が、リアルな展示とリンクして体感できます。

加えて、「蛇の目ビーチ」「えっぐの森」などでは、体を動かしての自然体験も可能なので、五感を使った体験学習が叶います。

子ども体験館アクアマリンえっぐ

子ども向けの体験型施設で、釣り体験ができます。釣った魚はその場で調理して食べることも可能。五感で学べる貴重な体験が人気です。

えっぐの森どうぶつごっこ

日本の森に暮らす動物たちの展示に加えて、動物の身体能力を体験できる遊具も設置。遊びを通じて、動物のすごさや日本の自然の豊かさ、そしてそれを守る大切さを楽しく学べます。

BIOBIOかっぱの里(びおびお・つながりの里)

小川や沼など、里地の水辺環境を再現したビオトープエリア。メダカ、ドジョウ、カエルなど、身近な水辺の生き物たちが観察できます。どんな生き物に出会えるか、探してみよう!

蛇の目ビーチ(じゃぶじゃぶ・めぐりの海)

磯・干潟・浜辺など、海辺の自然環境を再現した人工磯エリア。靴を脱いで裸足で水に入り、小さな魚やカニに触れながら、波打ち際のような自然を体感できます。子どもたちに大人気の体験型展示です。
※タオル・着替え・ビーチサンダルがあると便利です。
※水に入れる期間は毎年限定されています。2025年は【4月26日(土)〜11月30日(日)】、体験可能時間は【17:00まで】です。

あんこ

遊びながら学べる環境は、子どもの好奇心を刺激してくれること間違いなしです!


推し!2025年注目のエリア|わくわく・はじまりの森 

スクロールできます

2025年の大注目の新エリアがオープンしました!

約5,000㎡の川や森の生態系を再現した里山体験エリア。
川ガキ遊び、水の中を覗ける「みずのなかテラス」、「ふくしま・いろんな生きものトンネル」など、海だけじゃない自然の循環を五感で感じられるスポットとして、大人も子どもも発見がいっぱい!

生物の多様性を通じて、身近な自然の未来を考えるきっかけにもなります。

あんこ

はじまりの森では、なかなかできない“里山体験”が楽しめます。
夏休み期間中は飼育員さんのわかりやすい解説もあり、「自分で見つけられるか不安…」という親御さんも安心して楽しめます!

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動物マニアおすすめ!推し生きもの

アクアマリンふくしまは、他の水族館ではなかなかお目にかかれない希少生物がいます!

ここでは、注目の「推し生きもの」を紹介します。


推し生きもの① ウミガラスとクラカケアザラシ「くらまる」

スクロールできます

まるでペンギンのような見た目の「ウミガラス」と白と黒のユニークな模様が特徴の「クラカケアザラシ」。どちらも寒い海で生きる生きもので、日本国内では見られる水族館が非常に限られています。

アクアマリンふくしまでは、これら北方系の動物たちが自然の海に近い環境で暮らしている様子を間近に観察できます。

ウミガラスは、ペンギンでもない、カラスでもないウミスズメ科に属する鳥類です。
水中をスイスイ泳ぎ回り、飛ぶこともできる!面白い鳥です。

動物園・水族館ファンなら絶対に見ておきたい、生きものです。

あんこ

ペンギンの見た目なのに飛べるのが不思議ですね。絶滅危惧に指定されています。

さて、以前から推し動物だったクラカケアザラシの「くらまる」くん。
2023年7月25日に亡くなりました。
体調不良の兆候は7月22日から見られ、嘔吐や食欲不振が続いていたため、治療をしていた矢先の出来事でした。
本来クラカケアザラシは寒い海に生息しており、日本の夏の暑さには非常に弱いため、展示は控え、バックヤードで丁寧に管理されていた中での訃報です。

現在、「くらまる」ははく製と骨格標本として館内に帰ってきており、その命は死後も、命の尊さや生物多様性を伝える教材として活かされています

あんこ

ただ「可愛い」で終わらせない展示。
生き物の命と真剣に向き合い、死も学びへとつなげる姿勢は、アクアマリンふくしまという水族館の信念を感じました。
おかえり、くらまるくん。これからも学ばしてね。


推し生きもの② 親潮アイスボックスのアイドル ナメダンゴ&メンダコ

スクロールできます

“推し”と呼びたくなるほどの可愛さとレア感を併せ持つのが「ナメダンゴ」「メンダコ」

ナメダンゴは、指先ほどのサイズで、ぷっくりと丸い体に吸盤があり、水槽の壁にくっついている姿がなんともキュート。
ふだんは海藻の陰などに隠れて暮らす魚で、水族館で見られる機会はとても貴重です。

あんこ

このおまぬけな顔がかわいすぎます〜っ✨
お腹の吸盤で改装や岩にピタッとくっついていて、泳ぐのは下手くそです😆

一方、深海の人気者「メンダコ」は、出会えたら超ラッキーな存在
アクアマリンふくしまでは常設展示ではなく、捕獲されたタイミングでのみ展示されるため、まさに運次第。
タイミングが合えばSNS映え間違いなしのレアショットが狙えます!(2025年7月現在の展示はありません。)

推し生きもの③ キンメモドキ|“スイミー”のような光の大群

スクロールできます

2025年、アクアマリンふくしまの「サンゴ礁の海」エリアに約5,000匹のキンメモドキが新たに投入されました。
キンメモドキは、光を反射して輝くように泳ぐ特徴的な小魚で、まるで絵本『スイミー』のワンシーンのような美しい群泳が楽しめます。

キンメモドキは、サンゴ礁の陰や岩の隙間に集まって群れを作る習性があり、水中で光のカーテンのように揺れる様子が圧巻です。
そのため観賞用のダイビングスポットでも人気が高く、水族館展示でも特に“癒し”を感じられる存在として注目されています。

5,000匹という圧倒的な数が織りなす群れのダイナミックスさは、魚たちが「生きるために協力する」という生態的な意味も感じさせてくれます。

あんこ

静かに見入ってしまうこの群れも、アクアマリンふくしまが大切にしている「生き物本来の姿」を感じられる展示のひとつです。


まとめ|アクアマリンふくしまは夏のお出かけに最高の選択!

アクアマリンふくしまは、イルカショーのような派手な演出がなくても、じっくり“生き物と自然”に向き合える深い魅力がたっぷり詰まった水族館です。

自然環境を再現した展示や体験エリアが豊富で、「見て終わり」ではない学びのある時間が過ごせます。

子ども連れはもちろん、カップルにも人気の理由は、涼しくて広く、五感で感じる展示が多いから。ベビーカーOK、休憩スペースも充実していて快適です。

推し生き物との出会いや、季節ごとに変わる企画展を楽しみに、何度でも通いたくなるスポット

夏休みのおでかけ先に迷ったら、“海と命のつながり”を体感できるアクアマリンふくしまをぜひ訪れてみてください!

\チケットは事前購入が便利/

公式提携サイト(アソビュー ):https://www.asoview.com/base/150782/

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本記事は ゆずりさん にブログ添削のアドバイスをいただきました。ありがとうございました!

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