こんにちは!
アニマルライフハック『もふもふびより』を運営している、獣医のあんこです😆
宮崎でウミガメのためのビーチクリーン体験をしてきました🐢
「ビーチクリーンって、ただゴミを拾うだけでしょ?」
と正直思っていた私。でも参加してみたら、衝撃の連続で…!
子どもたちと一緒に行ったら絶対いい!と心から感じた体験をお届けします✨
ビーチクリーンってなに?

海岸のゴミを拾うボランティア活動
ビーチクリーンとは、海岸に漂着・埋まっているゴミを拾い集める清掃活動のことです。
ボランティア団体・博物館・自治体・企業などが定期的にイベントを開催していて、特別なスキルは一切不要!
ゴミ袋とやる気❤️🔥があれば誰でも参加できます😊

なんか良いことしたいけど何から始めれば…

子ども達に学びのある体験をさせたい
という方に、本当におすすめしたい活動です🔥
マイクロプラスチックって知ってますか?
ビーチクリーンで特に問題になっているのがマイクロプラスチック。
プラスチックゴミが紫外線や波の力でどんどん細かく砕けた、5mm以下の微細なプラスチック片のことです。
- 深海の底に大量に沈んでいる
- 魚や海の生き物がエサと間違えて食べてしまう
- 体内に蓄積し、食物連鎖を通じて私たちの食卓にも…😱
- 現在、世界の海には約1億5,000万トンのプラスチックごみが存在(WWF世界自然保護基金調べ)
- 毎年約800万トンが新たに海へ流れ込んでいる(トラック15台分/分)
- 2050年には海のプラスチック量が魚の量を上回るとも言われている😱
- 市場に出回る魚の約1/4の体内からマイクロプラスチックが検出されたという研究報告も
- 海のゴミは遠い話ではなく、すでに私たちの食卓に届いている問題なんです
あんこ「将来、魚が食べられなくなるかもしれない」という話を聞いたとき、鳥肌が立ちました。
宮崎のビーチクリーン体験談

宮崎博物館主催のイベントに参加!
2026年5月、みやざき臨海公園・サンビーチ一ツ葉で開催されたビーチクリーンイベントに参加してきました。
宮崎博物館主催で、参加者は30名ほど。
当日はまずウミガメについてのミニレクチャーからスタート🐢
「宮崎はアカウミガメの主要な産卵地。産卵シーズン前に海をきれいにしよう!」という説明を受けてから清掃を開始しました!
ただゴミを拾うだけじゃなく、なぜやるのかをきちんと学んでから行動できるのが、このイベントの素晴らしいところだと感じました。
衝撃!キラキラしているのは全部プラスチックだった
「ビーチクリーンって大きなゴミを拾うんでしょ?」と思っていたのですが、全然違いました😳
砂浜をよく見ると…キラキラしてカラフルな小さなものがたくさん。

「なんだろう?貝殻?」と思って手に取ってみたら…全部プラスチックの破片でした。

小さすぎてつまめない。
スコップでもうまくすくえない。
目で見えているのに全部は拾えない…。
「こんなに小さなプラスチックがあるんだ!この小さなプラスチックがたくさん宮崎の海岸に溜まっているんだ」と、初めてリアルに感じた瞬間でした。
マイクロプラスチックは5mm以下のプラスチックを指すので、もっともっと小さい…。
と考えるととても恐ろしいですよね。
子どもたちの反応が一番印象的でした

一緒に参加していた子どもたちも、大量のゴミに衝撃を受けていた様子でした。
マイクロプラスチックの説明を聞いてから、子どもたちの表情が変わりました。

お魚がプラスチック食べちゃうってこと!?もうお魚たべられないの?
また、
- きれいにするとこんなに清々しい気持ちになる!
- ゴミがたくさん落ちててびっくりした!
という感想もあって、帰りには「またやりたい」というセリフも出てきました。
「そもそもゴミを減らすということもできるよね」
「繰り返し使えるものを選ぶのもいいよね」
と家族で話し合いました。
環境問題を頭で理解するより、体で感じる。
ビーチクリーンには、そういう力があると実感しました。
あんこ子どもたちが環境問題を自分事として感じてくれた瞬間でした!私もどこか他人ごとだったので、自分にできることを改めて考えるキッカケになりました!!
ウミガメとビーチクリーンの関係

日本で見られるウミガメは3種類
日本で見られるウミガメは3種類。
アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイの3種類のウミガメが産卵しにやってきます。
種類によって頭の大きさ・肋甲板の数・食べ物までぜんぶ違うんですよ😊

そして宮崎の砂浜に産卵のために上陸してくるのが、今回のビーチクリーンと深く関係するアカウミガメです🐢
宮崎はアカウミガメの産卵地!
宮崎県は、日本有数のアカウミガメの産卵地として知られています。
実は宮崎の砂浜は、日本全国のアカウミガメ産卵数の約40%を占めるといわれる、世界的にも重要な繁殖地なんです。
日本で見られるウミガメは3種類
アカウミガメは甲長60〜100cmほどにもなる大型のウミガメ。
環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、世界的に保護が必要な種です。
成体になるまでに20〜30年もかかり、一度成熟したメスは数年おきに産卵のために浜へ上陸します。
そして驚くのが…自分が生まれた浜に戻ってくる「母浜回帰」という習性!
宮崎で生まれたウミガメは、アメリカまで泳ぐ長い~~~~~~い旅を経て宮崎の浜に帰ってくるんです🥺
産卵から孵化まで 〜 命のリレー 〜
産卵シーズンは毎年5〜8月。
夜間に浜へ上陸したメスは、後ろ足で深さ60〜80cmほどの穴を掘り、一度に80〜120個もの卵を産みます。
孵化までは約60日。
砂浜の温度によって孵化のタイミングが変わり、砂の温度が高いとメス、低いとオスが多く生まれるという不思議な特徴もあります🐣
孵化した子ガメたちは砂を掘って一斉に地上へ出て、本能的に明るい方向(=海)へ向かって全力で走り出します。
この姿がなんとも健気で…想像するだけで涙が出そうになります😢
あんこウミガメはかなり陸の上まで上がるそう。這った後にはタイヤ痕のような跡が残るんだとか!産卵風景はとても感動するそうで、是非一度みてみたいです💛
子ガメは「明るい方向=海」という本能で動きます。
そのため、夜間の人工照明が子ガメの方向感覚を狂わせてしまうことがあります。
海辺では夜間の強い光にも気をつけることが、知られざるウミガメ保護のひとつです!
ビーチクリーンがウミガメを守る
ビーチのゴミはウミガメに直接影響します。
- 産卵のために上陸する際、ゴミが邪魔になる
- 孵化した子ガメが海へ向かうとき、ゴミに絡まってしまう
- クラゲと間違えてビニール袋を飲み込んでしまう(ウミガメはクラゲが大好物💛)
ビーチをきれいにすることは、ウミガメの産卵成功率を上げることに直結しているんです。
動物の専門家として、このような地道な保護活動の大切さをみなさんに伝えていきたいと思いました🐾
ビーチクリーンに参加するには?

参加方法を調べよう
ビーチクリーンは全国各地で定期的に開催されています。
まずは「お住まいの地域名+ビーチクリーン」で検索してみてください!
- 「(お住まいの地域名)ビーチクリーン イベント」で検索
- SNSで「#ビーチクリーン」を検索
- 地元の博物館・自然保護団体のSNSをフォロー
また、全国のビーチクリーン・環境イベントをまとめて探せる便利なサイトも見つけました!
日本財団が運営するポータルサイトで、地域名や日程で近くのイベントを検索できます。
参加者はなんと51万人超!「BLUE=海の青」をコンセプトにした名前も素敵ですよね💙
「参加したいけどどこに問い合わせればいいかわからない…」という方はぜひチェックしてみてください!
持ち物・服装
- 汚れてもいい服
-
砂まみれになります!
- スニーカー
-
サンダルは砂でケガすることも
- 軍手・ゴミ袋
-
主催者が用意してくれる場合もあるので確認
- 飲み物・帽子
-
熱中症対策を忘れずに☀️
- 日焼け止め
-
海辺は紫外線が強い!
参加費・時間の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 参加費 | 多くは無料 |
| 所要時間 | 1〜2時間程度 |
| 対象年齢 | 小学生から参加OKなイベントが多い |
| 申込方法 | 事前申込制が多いので要確認 |
子ども連れでも参加しやすいイベントがたくさんあります!
夏休みの思い出づくりにもぴったりですよ🐾
まだまだマイナーな活動!
実はビーチクリーン、まだまだ知らない方が多い活動なんです。
今回参加して初めて知ったのですが、ビーチクリーン活動は青色の服を着て行うことが多いんだとか。
青は海の色。
参加者みんなが青を身につけることで、「海を守るための活動」だということが一目でわかるんですね💙
もしビーチで青い服を着た人たちを見かけたら…それはビーチクリーンの仲間かもしれません!
「なんか楽しそう」「私も参加してみたい!」と思ってもらえたら、この輪がどんどん広がっていく。
そう思うとワクワクしませんか?🌊✨
まとめ ビーチクリーンは動物保護・環境保護の第一歩
今回のビーチクリーン体験で気づいたことをまとめます👇
- ビーチクリーンは特別なスキル不要・誰でも参加できる
- マイクロプラスチックの深刻さを体でリアルに感じられる
- 宮崎のビーチはアカウミガメの産卵地!守る意味がある
- 子どもの環境学習・命の教育にも最適
- まず自分にできること:ゴミを減らす・使い捨てを選ばない
「動物が好き」「自然を守りたい」と思っているあなた。特別なことは何もしなくていいんです。
ゴミ袋一枚持って、ビーチに出かけてみる。
それだけで、ウミガメの産卵を守ることに繋がります🐢
限られた資源と、一緒に生きる生き物たちのために。
できることから、ひとつずつ始めてみませんか?😊💛
それでは、また次回の『もふもふびより』でお会いしましょう〜!
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