こんにちは!
アニマルライフハック『もふもふびより』を運営している、獣医のあんこです😆

うちの子、最近やたらとうるさく鳴くんだけど…

猫が鳴き止まないのって、どうにかならないのかな?
——そんなお悩み、ありませんか?
夜中に「ニャーン!」と起こされたり、ごはんのたびに大合唱されたり…。
かわいいはずの鳴き声も、毎日となるとちょっぴり疲れちゃいますよね😢
この記事を読めば、猫がうるさく鳴く理由がわかって、要求鳴きをやめさせる方法のヒントがきっと見つかります。
- 猫がうるさく鳴いて、どうしたらいいか困っている
- ごはんや夜中の「要求鳴き」をやめさせたい
- 叱っても鳴き止まなくて、対応に悩んでいる
- もしかして病気…?と不安を感じている
あんこ「うちの子はどのタイプかな?」と考えながら、ぜひ読んでみてくださいね✨
結論🐾怒らないで原因を考えていろいろ試してみて!

先に結論からお伝えします。
猫がうるさく鳴くときの対策は、ズバリこの3つです。
- 怒らない・無視のしすぎもしない
- 鳴く「原因」を冷静に探る
- 原因に合わせた対策をいくつも試してみる
大事なことですが、怒るのはご法度です😫
しつけは通用しません!
「かまってもらえた」「喜んでもらえた」など勘違いすることもありますし、怖がられて嫌われてしまうこともあります。
猫の要求鳴きには必ず理由があります。
お腹が空いた、かまってほしい、どこか痛い…。
鳴き声は猫からの「メッセージ」なんですよね🐱
たとえば、私の家の猫も一時期、明け方に鳴き止まない時期がありました。
よく観察したら原因は「フードの時間が遅すぎた」こと。
朝ごはんを少し早めただけで、ピタッとおさまったんです。
だからこそ、頭ごなしに叱るのではなく、「どうしたの?」と原因を考えてあげること。
あんこ「鳴く原因を考える」。これが、猫が鳴き止まない対策の第一歩なんです💛
猫がうるさく鳴く5つの原因をチェック!

まずは、なぜうちの子が鳴いているのかを知ることから始めましょう。
原因がわかれば、対策はぐっとラクになりますよ😊
「にゃお~~~ん」と大きな声で何かを訴えてくる「要求鳴き」。
よくある「要求鳴き」のパターンはこちら!
代表的なものをまとめてみました。
| 鳴くタイミング | 考えられる要求 |
|---|---|
| ごはんの前・空っぽの食器の前 | お腹が空いた🍚 |
| 飼い主が帰宅したとき | かまってほしい・寂しかった |
| トイレの近くで鳴く | トイレが汚れている |
| 窓の外を見ながら | 外に出たい・狩りの本能 |
| 夜中〜明け方 | 退屈・エネルギーが余っている |
| いつもと鳴き方が違う・急に増えた | 病気のサインかも |
対策の前に、まず「なぜ鳴いているのか」を知ることがいちばん大切です。
猫の鳴き声には必ず理由があります。
そして原因によって、取るべき対策がガラッと変わるんです。
「あ、これうちの子だ!」というパターン、見つかりましたか?
下のリストから、うちの子が鳴くタイミングに一番近いものを選んでみてください。そのまま対策に飛べますよ🐾
タップして原因をチェック!
要求鳴きをやめさせる具体的な対策

では、具体的な対策を見ていきましょう!
① お腹すきタイプの対策🍚
「ごはんまだ〜!」のサインを見極めましょう!
ごはんの前になると大合唱……これは猫がいちばんわかりやすく意思表示する場面です😂
まず確認してほしいのが、今あげている量が本当に足りているかどうかです。
フードの袋に書いてある給与量は「目安」に過ぎません。
体重・年齢・運動量によって必要なカロリーは変わります。
逆に「太らせたくない」と少なくしすぎて、慢性的な空腹になっているケースも。
「パッケージ通りにあげているのに鳴きやまない」という子は、一度量を見直してみてください。
※ 正確なカロリー計算はBCSを使って算出するのが理想です。詳しい計算方法はこちら → 【カロリー計算の記事・準備中】
- 給与量を見直す:パッケージの給与量を鵜呑みにせず、適切なカロリーをあげるのが理想です。かかりつけ医に「うちの子に合った量」を聞いてみるのも確実です。
- 自動給餌器を使う:決まった時間に自動でごはんが出る仕組みを作ると、「鳴けば出てくる」という習慣が自然と断ち切られます。私もこれで明け方の催促が激減しました🙌
- 1日の回数を増やす:1日2回→3〜4回に分けて少量ずつあげるだけで、空腹を感じる時間が短くなり、鳴く回数がぐっと減ることがあります。

② 遊びたいタイプの対策🎾
帰ってきた瞬間に「にゃ〜ん!」と走ってくるのはかわいいけれど、その後もずっと鳴き続けるなら、エネルギーが余っているサインかもしれません。
猫は本来、狩り→食事→睡眠というリズムで生きています。
室内飼いの猫はこの「狩り」の部分が足りなくなりがちで、それが「遊んで〜!」という要求鳴きにつながるんです。
- 帰宅後5分は「猫優先タイム」にする:「帰ってきても無視すれば慣れる」と思いがちですが、逆効果なことも。帰宅後すぐに少しでもかまってあげると、猫が安心して自分から離れていくことが多いです。
- 「狩りの完結」まで遊ぶ:猫じゃらしで遊ぶときは、最後に必ずおもちゃを「仕留めさせて」あげてください。狩りを完結させることで、猫の本能が満たされます。遊んだ直後にごはんをあげると、さらに満足度が上がりますよ✨
- ひとり遊びができる環境を整える:コロコロ転がるボールや、中におやつが入った知育トイを置いておくと、飼い主がいない時間も自分で遊べるようになります。
③ トイレ不満タイプの対策🚽
トイレの前でじっと鳴いている…これは結構わかりやすいSOSです。
猫はもともと非常にきれい好き。
少しでも汚れていると使いたくない子も多いですし、トイレ自体が体に合っていない可能性もあります。
- 掃除の回数を増やす:理想は1日1〜2回。「毎日やってるよ!」という方も、タイミングや頻度を見直してみてください。うんちはすぐ取り除くのが基本です。
- トイレの数を確認する:多頭飼いの場合、基本は「頭数+1個」が目安です。1匹でも、トイレが1つしかないと不満が出ることがあります。
- 砂や場所を変えてみる:砂の素材(鉱物系・紙系・木系など)や粒の大きさが合わないこともあります。私の猫も砂を変えたら嘘のようにすっきりしたことがありました😊 置き場所が落ち着かない(人通りが多い・暗すぎる)のも原因になることがありますよ。

④ 外に出たいタイプの対策🌿
窓の外をじっと見ながら「ウウウ…」と低く鳴くの、見たことありませんか?
あれは野生の本能が目覚めている瞬間です。
外に出してあげられれば一番ですが、安全面を考えると完全室内飼いが基本。だからこそ、室内に「外のような刺激」を作ってあげることが大切です。
- キャットタワーや窓辺のステップで「高さ」を確保する:猫は高い場所から周囲を見渡すことで安心感を得ます。見晴らしのいい場所があるだけで、外への執着がやわらぐことがあります。
- 窓の外に鳥が見えるようにする:窓の外を眺められる見晴らし台を用意すると、鳥を眺めて「狩り気分」を楽しめます。
猫が高いところを好むのは、野生の名残り。
野生のネコ科動物は、木の上や岩の上から獲物を探していました。
キャットタワーや窓辺の見晴らし台を用意すると、外を眺めて満足し、「外に出たい鳴き」が落ち着くことがあります。
退屈からくる鳴き声には、”縦の運動スペース”が意外な特効薬になるんですよ✨

⑤ 夜型タイプの対策🌙
毎晩決まった時間に「ニャーン!」と起こされると、睡眠不足になっちゃいますよね…😴
これは猫の活動リズム(薄明薄暮性=夜明けと夕方に活発になる)と、人間の生活リズムのずれが原因である場合が多いです。猫を責めるのではなく、「一緒に眠れるリズム」を作ることを目指しましょう。
- 寝る前の「狩り→食事→睡眠」ルーティンを作る:寝る1〜2時間前にしっかり遊んで(狩り)、そのあとにごはん(食事)。満腹で疲れた猫は、一緒に眠ってくれることが多いですよ。これが夜型タイプへの最強の対策です。
- シニア猫・急に始まった場合は要注意:今までなかったのに急に夜鳴きが始まった場合、特に7歳以上の子は認知症や甲状腺疾患のサインのことがあります。下の「病院サイン」もあわせて確認してみてくださいね。

⚠️ こんな鳴き方は病院サインかも
要求鳴きとは違う鳴き方が続くとき、体の不調が隠れていることがあります。
次のサインが重なるときは、早めに動物病院へ相談してください🩺
- 声のトーンがいつもと違う・かすれている
- 水をたくさん飲むようになった
- 痩せてきた・食欲が落ちた
- 夜鳴きが急に始まった(特に最近)
- トイレの回数が極端に増えた・減った
7歳以上の猫で夜鳴きが急に始まった場合、甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気)のことがあります。
この病気は鳴き声が増える・やせる・よく食べる・よく飲むという症状が特徴的。
早期発見で治療できるので、「ただの年のせい」と決めつけずに受診してみてください。

よくある質問

- 無視し続ければ要求鳴きは止まりますか?
-
基本は「鳴いてもすぐ応えない」が有効ですが、完全な無視はおすすめしません。
お腹が空いている・体調が悪いなど、本当に必要なサインのこともあるからです。
落ち着いたら応える、のメリハリが大切ですよ。 - 夜中に鳴き止まないのですが、対策はありますか?
-
寝る前にしっかり遊んでエネルギーを発散させ、そのあとにごはんをあげるのが効果的です。
それでも続く場合や、シニア猫さんの場合は病気の可能性もあるので、一度受診を検討してくださいね。 - 子猫がうるさく鳴くのも要求鳴きですか?
-
子猫は不安や甘えで鳴くことが多いです。
お母さんを探して鳴いているケースもあるので、温かさ(湯たんぽなど)や安心できる寝床を整えてあげると落ち着きやすいですよ🐈 - 急に鳴く回数が増えました。病院に行くべき?
-
はい、いつもと違う変化は受診のサインです。
鳴き方・食欲・飲水量・体重などに変化がないかチェックして、気になれば早めに動物病院へ相談してください。 - しつけスプレーなどで鳴き止ませてもいい?
-
驚かせて一時的に止めても、不安が増えて逆効果になりがちです。
罰ではなく、原因にアプローチする方法をおすすめします。 - 対策を全部試したのに、まだ鳴きやみません。どうしたらいい?
-
まず、「すぐ変わる」とは思わないでください😊
猫の習慣が変わるには最低でも2〜3週間かかることがほとんどです。
焦らずじっくり取り組むのがコツです。同じ対策を少なくとも1週間ためしてそれでも改善しない場合は、対策が原因と合っていない可能性もあります!もう一度シミュレーターで原因を確認してみてください😀
「やることは全部やった!」と感じたら、かかりつけの動物病院に相談するのが次の一手。
行動療法※に対応している動物病院なら、要求鳴きそのものを専門的にアプローチしてもらえますよ🩺
まとめ:要求鳴きは猫からのメッセージ💛

最後に、今日のポイントをチェックリストでおさらいしましょう!
- 猫がうるさく鳴くのには必ず理由がある
- 怒るのは逆効果。原因を冷静に探そう
- 鳴いてもすぐ応えず、落ち着いたらかまう
- 生活リズムを整え、寝る前にたっぷり遊ぶ
- いつもと違う鳴き方は病気のサインかも
猫の要求鳴きは、すぐにピタッと止まるものではないかもしれません。
「どうしたの?」と原因を考えながら、いろいろ試してみることが、いちばんの近道なんです!!
あなたのおうちの子は、どのタイプでしたか?
ぜひ今日から、ひとつでも試してみてくださいね。きっと、もっと心が通じ合えるはずです🐾✨
それでは、また次回の『もふもふびより』でお会いしましょう〜!

