みなさんの猫さんは、お水をよく飲みますか??
もっと水を飲ませたいんだけど、なかなか飲んでくれない。
喉が乾いたら飲むんじゃないの?
そもそもどれくらい飲んでいるかわからない。
こういった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、猫さんの健康に欠かせないお水の重要性と、猫がもっと水を飲むようにする3つの工夫をご紹介します!
人間もそうですが、冬場は飲水量が落ちがち。
冬に向けて、猫さんの飲水環境を見直していきましょう!!
この記事はこんな人におすすめです!
- 猫さんにもっとお水を飲ませたい人
- 猫さんがお水を飲んでくれない人
- 猫さんの健康を気にしている人
猫の飲水量が少ないと、尿路疾患や腎不全などのリスクが高まります。
そのため、日常的に水をしっかり飲ませることがとても重要です。
これから、①環境の工夫、②容器の工夫、③食事の工夫について順番に解説していきますので、ぜひ試してみてください!
そのほかに、便利ツールの活用、我が家の実例についても紹介していきますね🎵
猫さんの健康をしっかり把握したい方には、便利ツールのCatlogがおススメです!!
猫の水分摂取の必要性
猫の起源は、リビアヤマネコです。
砂漠に住んでいた動物なので、もともと水を積極的に摂取しません。
さらに、肉食動物は食べ物から水分を摂取するように進化しています。
そのため、猫は「水を飲む習慣があまりない」動物といえます。
水飲み場所の設置環境が悪かったり、水がまずかったりすると、
「めんどくさいから飲まない」
といった理由で、飲水量が減ってしまいます。
もともと水をあまり飲まない動物なので、水がなくても問題ないのでは?
そういう風に思われがちですが、実際には水分を摂取しないと、体内の循環する血液量が低下し、おしっこの量が減ります。
これが膀胱炎や尿石症、慢性腎不全などの猫下部尿路疾患(FLUTD)を引き起こすリスクになります。
水分をあまり摂取しない動物だからこそ、必要な水分をしっかりとれる環境を整えることが大切です。
猫の適切な水の量と飲み方の目安
こちらが、体重別の適切な水分量の一覧です。
出典:環境省「飼い主のための ペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」
体重1kgあたり47~70ml程度の水分が必要です。
茶々は約4kgなので240ml、蘭丸は約6kgなので320ml程度必要ですね。
水分量ってどうやって把握したらいいの?
水の測り方はこんな方法があります。
- メモリのある容器で、水の前後の減り具合を確認する。
- 水を測って容器に入れて、前後でどれくらい減ったか確認する。
蒸発分も勘案したい場合は次の方法があります。
- 水の容器を2つ準備する。
- 同量の水を入れる。一つはザルなどの網をかけて、水が飲めない状態にする。
- それぞれ水がどれくらい減ったか確認する。
- 飲めない状態の水の減った量が、蒸発量。その分を飲水量から差し引く。
ただし、多頭飼いだと把握するのは難しいので、Catlogという便利なツールがおススメです!!!
Catlogは、「走る」「食べる」などの猫の行動を24時間365日記録できる首輪型デバイスです。
記録したデータは、専用のアプリで見ることができ、猫さんの体調の変化に気づくこともできます。
Catlogアプリ内にて「水飲み」も確認することができて、飲んだ時間や様子がチェックできますよ~。
にゃんとす先生も使ってるやないか~い♡
猫に水を飲ませる工夫
猫さんによって好みがあるので、さまざまな工夫をしてみましょう!!!!
環境の工夫
- 猫の通り道に水を置く。
- 「猫の数プラス1」or「猫の数×2」の水飲み場を準備する。
基本的なことですが、きれいな水を準備することが重要です。
猫さんには硬水は避けましょう。
日本は水道水で十分なので、毎日取り替えてあげましょう。
容器の工夫
- 陶器の容器
- 噴水型のウォーターファウンテン
- 容器のサイズが大きいもの
猫さんによって、器のフチをなめる子、たまった水に口をつけるのが好きな子、流れる水が好きな子など、好みがさまざまです。
一般的にヒゲが濡れるのが嫌なので、器が大きい方が好まれることが多いです。
流れる水に興味を持つ猫も多く、ウォーターファウンテンのような流れるタイプの給水器が人気です。
水をあまり飲まない場合は、好みの容器が違うかも。
好きなものを見つけてあげるのが大切です。
食事の工夫
ウェットフードは70~80%が水分です。
そのため、ウェットフードを与えることは水分摂取になります。
また、もともと食事から水分を摂る動物なので、習性にも合っています。
ドライフードをお湯でとかすなどもおススメです。
我が家の実例
我が家は4つ試して、茶々は普通の容器、蘭丸はネコDKさんで給水器人気No1だったELS PETさんの容器がお気に入りです。
- 自動給水器
- ケージの給水器
- 100円ショップの容器
- ELS PETさんの容器
茶々は小食なので、大好きなウェットフードを1日1回あげています。
そのため、水分は取れている感じがします。
一方、問題児は蘭丸。
彼は、ウェットフードが好きではないし、あまり飲水している姿をみないので、飲水時間を確認して対策をたてたいと思っています。
キャットログに興味津々です♡
おわりに
うちの子で思うのが、猫さんによって全然好みが違うな~ということ。
設置場所、器などをいろいろ試して、しっかり自分家の猫さんを観察していくことが大事です。
みなさまの猫ライフがより良いものになりますように~~~♡