【2025年版】猫の暑さ対策完全ガイド|留守番中も安心&電気代も節約できる5つの工夫

当ページのリンクには広告が含まれています。

2025年の夏も、例年通りの猛暑が予想されています。

気象庁が発表した最新の長期予報によると、2025年の6月から8月にかけての気温は、全国的に平年より高くなるとのこと。

6月時点でも真夏の暑さに驚いている方も多いのではないでしょうか。

夏に猫さんに心配なのが「留守番中の暑さ対策」です。

暑いけど、エアコンつけるべき?エアコン代が気になる。

エアコン以外に暑さ対策はないのかな~。

この記事では、2025年版として

  • 猫さんのための暑さ対策グッズ
  • 猫さんの留守番中も安心な環境の作り方
  • プチ節約術で電気代を抑える工夫

をわかりやすくまとめました。
家計にも優しく、猫にも快適な夏を送るために。

あんこ

今日からできる、暑さ対策を一緒に始めましょう!

目次

なぜ猫は暑さに弱い?知っておきたい猫の体温調節の仕組み

猫の祖先は、砂漠地帯に生息する「リビアヤマネコ」と言われています。
砂漠の動物なので、「暑さに強い」というイメージがある方がいるかもしれません。

しかし、猫は汗腺が発達してない動物で、体から汗をかいて、熱を逃がすことができません。
そのため、体の外に熱を逃すのがとっても苦手。
体温調整は体を舐めて、気化熱を利用して行います。

あんこ

舐めて気化熱で体温調整することから、水分をとることもポイントになります。

 

猫の熱中症:初期症状のチェックポイント

汗をかけず、被毛で覆われた猫は、人間よりもずっと早く熱中症になる可能性があります。
特に気温が28℃を超えると、室内でも熱中症のリスクが急上昇すると言われています。

以下のような症状が見られたら、熱中症の初期サインかもしれません。

  • 呼吸が荒く、口を開けてハァハァと喘いでいる
  • ぐったりして動かない、反応が鈍い
  • よだれが出る、吐く、下痢
  • 足元ふらふらしている

こうした症状が1つでも見られたら、すぐに室温・体温を下げる工夫をして、動物病院へ連絡をしましょう。

  • 室温を26~27℃程度に下げる
  • 濡れたタオルでふく
  • 保冷剤などで脇、足の内側を冷やす
  • 動物病院に連絡・受診
あんこ

自己判断せず、できるだけ早く動物病院へ連絡・受診をしましょう!

 

猫の留守番中の暑さ対策 命を守るための5つのステップ

室温管理:エアコンとSwitchBotで賢く快適に

猫が留守番している間、最も重要なのが室温管理です。
暑さに弱い猫にとって、室温が30℃を超える環境は命の危険に直結します。

猫にとって快適な室温は26〜28℃程度が目安です。
室温が30℃を超えそうな場合は、すぐにエアコンをつけましょう。

落ちている猫は、夏の風物詩。
全身を冷たい面とできるだけくっつけて、体を冷やそうとしている行動です。
こういう姿を見つけたら暑さのサイン、エアコンをつける目安にしてもよいですね!

ただし、冷風が猫の体に直接当たると、体調を崩す原因になります💦
風は上向き or 首振り設定にして、部屋全体を冷やすようにしましょう。

あんこ

電気代が気になりますが、スマート家電を使った室温管理がとても便利です!我が家はを使っています。設定温度でエアコンを自動でオン/オフすることができ、節約になります。

\取付簡単・工事不要! 家のあらゆるシーンを簡単スマート化! /

複数の部屋:猫が快適な場所を選べるように複数の部屋をつくる

 

適温といっても、寒がりな猫もいるし、子猫や老猫は体温調整が苦手なので、冷えやすくもあります。

ポイントは、猫が快適な場所を選べるような部屋づくりをすること。

  • クーラーをつけてる部屋とつけてない部屋を行き来できる。
  • キャットタワーの上下で涼しい場所と暖かい場所をつくる。
  • 猫が「寒いな」と思ったときに、暖まる場所も作る。(ドーム状のペットハウスなど)
  • 廊下など暗くて涼しい場所に、冷感マットを設置し、「ひんやりスペース」を作る。
あんこ

猫はもともと快適な場所を探して移動する習性があります。
猫自身に快適な場所を選んでもらいましょう。

おすすめ:「のれん」の設置

エアコンの冷気を逃がさず、風通しも確保したい時に活躍するのが「のれん」です!!
部屋の間仕切りやドア代わりに使うことで、冷房効率を保ちつつ猫の移動も自由にできます。

あんこ

我が家も愛用!薄い布1枚あるだけで、室内から冷気を逃しません!安価でできる節約術です!


水分補給:いつでも新鮮な水を飲めるように

暑さ対策で大切なのが、水分補給の環境を整えることです。
猫はもともと砂漠出身の動物で、水をあまり飲まない性質があります。
そのため、飼い主が意識して「飲みやすく・飲みたくなる環境」を用意することが必要です。

水をたくさん飲んでもらうポイントは4つ!

  • 複数の水飲み場を設置する
  • ウェットフードで水分をサポート
  • 循環型の自動給水器を置く
  • 器の素材にもこだわると◎

複数の水飲み場の設置

留守番中でもしっかり水が飲めるよう、家の中に複数の給水ポイントを設けましょう。
以下のような場所に置くのがおすすめです。

  • 猫がよくくつろぐ場所の近く
  • ごはん皿のそば
  • 日陰で涼しい場所

ウェットフードで水分補給をサポート

猫は食事から水分を取る生き物です。
ごはんからも水分がとれるよう、ドライフードだけでなくウェットフードも活用しましょう。

ウェットフードは水分量が約70~80%と高く、水分補給に最適です!

あんこ

ウェットフードは水分量が約70~80%と高く、水分補給に最適です!

 自動給水器の活用

猫は「流れる水」を好む傾向があり、自動循環型の給水器は飲水量UPにつながります。

あんこ

フィルターの定期的な交換や電源が必要など、注意点もあります。留守番中は「自動給水器+普通の水皿」の併用が安心です!

 

器の素材にこだわる

一般的に以下のような素材が人気です。

陶器

匂いがつきにくく、ひんやり感があり飲みやすい

ステンレス

丈夫で衛生的。洗いやすさ◎

プラスチック

軽くて扱いやすいが、匂いや傷つきやすいので注意。

あんこ

暑い季節はひんやりした陶器製の器が特におすすめです!

 

ひんやりグッズ:クールマット、冷却プレート

ひんやりグッズ

室温や水分管理と合わせて活用したいのが、猫の暑さ対策に特化した「ひんやりグッズ」です。
猫は自分で涼しい場所を探して移動する習性があるため、安全で快適な「ひんやりスペース」を作ってあげることが大切です。

置くだけでOKな冷感マットは、初めての暑さ対策にもぴったり。
ジェルタイプ、接触冷感素材タイプなど、種類も豊富です。

設置場所も猫さんが使いやすいように工夫してみましょう!

  • 日陰で風通しのよい場所に設置
  • 猫が好きな高さや場所(棚の上、ソファの下など)に工夫して置く
  • 1カ所にこだわらず、複数置くと猫が選びやすい!
あんこ

いろいろなデザイン、かわいいものがたくさんあります😍設置場所や数を工夫することで、猫さんの快適さがグっとアップします😆

 

ブラッシング:冬毛をしっかりとる

猫の被毛には「外気を遮断する断熱効果」がある反面、熱がこもりやすいというデメリットがあります。

特に長毛種の猫は、毛が熱を蓄えてしまうため、室温が高いと体内に熱がこもりやすくなります💦

ブラッシングでしっかりとりましょう✨

あんこ

長毛の猫ちゃんはサマーカットにしてあげてもいいかも🙌

我が家の事例:今年の推しはSwitchBotとのれん

2025年の我が家の対策を紹介します!!

エアコンの稼働が必須になるので、気になるのはコスト💦
部屋を効率よく冷やす工夫、局所的に冷やす工夫で、節約に繋がります!

  • :エアコンの自動化!不要なときは自動でOFF!
  • のれんの設置:のれんのおかげで、猫部屋が涼しい!冷気を逃がさない!
  • 複数の部屋と冷感ベットの設置:猫さんに快適な場所を選んでもらう。
  • ウェットフードで水分補給:効率的に水分を補給!
  • 給水器は2か所:猫部屋と通り道に!

今年、やってよかったと思うのは、と「のれん」!
は、オートメーション機能で設定した温度になると、エアコンをつけたり消したりしてくれて節約になります
寒い日がある、朝晩は冷える・・・という時期は、とっても便利!
気温・湿度も記録・グラフ化されるので、留守の中の環境を確認し、微調整することができます。

猫さんが行き来できるようにドアを空けているのですが、冷気が逃げて効率的に部屋を冷やせない。
「のれん」を設置したところ、部屋と廊下で全然体感が違う👀
お部屋もひんやりで、涼しい部屋が作れています。

あんこ

と「のれん」の併用でプチ節約につながっている、と実感しています!

\取付簡単・工事不要! 家のあらゆるシーンを簡単スマート化! /

 

猫の暑さ対策に関するよくある質問(Q&A)

猫の暑さ対策について、読者の方々からよくいただく疑問や不安をQ&A形式で解説します。

猫は何度まで耐えられるの?

猫が快適に過ごせる気温は24〜28℃前後。

30℃を超えると注意が必要です。

猫は体温調節が苦手なため、室温が30℃を超えると熱中症のリスクが一気に高まります
特に子猫・老猫・持病のある猫は、28℃以上になったら早めに対策を取りましょう。

留守番中、何時間までなら大丈夫?

室温管理と水分補給ができていれば、半日〜2日は可能です。

エアコンはつけっぱなし、自動給水器などで環境を整えていれば、長時間の留守番も可能ですが、停電や急な気温上昇のリスクもあるので、油断は禁物です。

熱中症リスクの高い真夏は、

  • ペット見守りカメラを設置してこまめに確認
  • ペットホテルを利用する

など、対策をたてると安心です。

冷房が苦手な猫にはどうすればいい?

直接冷気が当たらない工夫と、風の流れを考えた配置が大切です。

冷気を嫌う猫さんには、

  • エアコンの風が当たらない位置に寝床を置く
  • 冷感マットやアルミプレートで間接的に冷やす
  • 「のれん」や「すだれ」でエリア分けをして猫自身が快適な場所を選べるようにする

のように風が当たらない工夫をしましょう!

まとめ:猫の暑さ対策完全ガイド

猫の暑さ対策のまとめです。

  • 室温管理:26~28度で、エアコンをつける。
    💡SwitchBot、ひんやりグッズ、のれんなどの併用で賢く快適に
  • 複数の部屋:涼める場所と暖かい場所を作る。
    💡猫さんに快適な場所を選んでもらう。
  • 水分補給:いつでも新鮮な水を飲めるように
    💡複数の場所に設置、ウェットフード、自動給水器など十分な飲水がとれる工夫をすると◎
  • ひんやりグッズ:クールマット、冷却プレートをつかう
    💡涼しい場所に置くなど、設置場所も工夫を!
  • ブラッシング:冬毛を取り除く。
    💡熱がこもらないように!
あんこ

猫さんが快適にすごせるように工夫しましょう!

 

おわりに:愛猫との快適な夏のために、今日からできること

年々厳しさを増す日本の夏。
猫にとっては命に関わる危険な季節でもあります。

エアコンの温度管理や新鮮な水の設置、ひんやりグッズの活用など、ちょっとした工夫で快適な環境はつくれます。
とくに留守番中の暑さ対策は、などのガジェットを使えば、節電しながらもしっかり見守ることが可能です。

猫が安心して過ごせる環境は、飼い主にとっても安心につながります。
この夏も、無理せず賢く、愛猫と一緒に快適で楽しい時間を過ごしましょう!!

 

\取付簡単・工事不要! 家のあらゆるシーンを簡単スマート化! /

目次