猫ちゃんが、外に脱走したことはありますか?
我が家では1回ありました。
網戸にしていたら、爪で器用に開けて脱走…
奇跡的に捕獲できましたが、そのとき、脱走対策がとっても大事だと思いました。
格子もついていたのに出ちゃって、本当にびっくりしました!!捕まえられなかったらどうしよう、と血の気が引きました・・・。
この記事では、脱走防止対策の方法と万が一脱走したときの捕獲方法、脱走対策におすすめグッズなどを紹介していきます。
この記事を読むとわかることは、こんなことです!
- 猫が外に出たがる理由
- 家猫が外に出たら危険な理由
- 猫の脱走防止対策の具体的方法
- 脱走対策のグッズ
- 万が一、脱走してしまったときの捕獲方法
猫は脱走したら、捕獲が大変なので、予防することが一番です。
臆病な猫などは、脱走したことにびっくりして逃げてしまいます。
室内の脱走しそうなところをチェックして、対策をたてましょう!
- 玄関、窓、ベランダなどにゲート(柵)をつける
- 脱走する隙間を作らない
- 玄関に「猫がいます」などの注意喚起のステッカーをつける
部屋のレイアウトに気をつけたり、室内を充実させて、外への欲求を減らすのも効果的です。
- 外とつながる部屋にはいかせない
- 室内を充実させる
万が一の脱走に備えて、避妊・去勢をすること、飼い猫だとわかる首輪やマイクロチップを装着することが大事です。
また、避妊・去勢は繁殖期に外に出たい欲求を抑える効果もあります!
- 避妊・去勢をする
- マイクロチップ、迷子札などつける
我が家が全部やってるかというと、そんなことはありません。
自分の家のライフスタイル、愛猫の性格などを加味して、自分の家にあった対策を立てましょう。
ちなみに我が家は、②脱走する隙間を作らない、③外とつながる部屋にはいかせない、⑤室内を充実させる、⑥避妊・去勢をする、⑦マイクロチップをつける、という4つの対策を実施しています。
猫が外に出たい理由
大きく分けて3つあります。
- 外への興味が強い
- 発情期
- 生活環境への不満
順番に解説していきます!
猫が外への興味が強い
我が家は完璧①でした。
蘭丸は臆病なので、絶対外に出ないのですが、茶々が好奇心旺盛なので、すぐに外にでたがります。
まさか、自分で網戸をあけて、格子をくぐり抜けるとは思いませんでした。猫の身体能力をなめていました。
猫が発情期
オス、メス、品種などで、異なりますが、猫はだいたい6か月齢程度で性成熟を迎え、交配できるようになります。
交配に向けて、動物では発情行動がみられます。
メスはオスを求めて、オスはメスを求めて行動します。
こればかりは動物の本能で止められません。
室内で飼っていても、パートナーを求めて、外に行きたくなります。
猫が生活環境へ不満を抱いている
室内に飽きてしまった猫は、外の世界を求めます。
人間も部屋の中がつまらなかったら、外に出たくなりますよね
猫が脱走したら、なぜ危険なのか
大きく5つあります。
- 車に轢かれる
- 外の猫と喧嘩して怪我をする
- 外の猫と接触して病気をもらう
- メスは妊娠する可能性がある
- 戻ってこれない
こちらも順番に解説します。
猫の交通事故
これが一番怖いです。
車道に飛び出して、車に轢かれる可能性があります。
猫同士で喧嘩する
野良猫や外猫が多い地域では、ナワバリがあるので、ケンカしてしまう可能性があります。
猫が病気をもらう
野良猫、外猫に接触して、病気をもらう可能性があります。
ノミ、ダニ、猫エイズ、猫白血病、猫ひっかき病・・・などなど。
薬で治るものならまだいいかもしれませんが、猫エイズ、猫白血病など治癒しないものだと厄介です。
猫が妊娠する可能性
メスの場合、妊娠する可能性があります。
外にいって、帰ってきたら妊娠していた、というのはよくある話のようです。
もちろん発情期だったら、という条件つきですが、猫は交尾刺激で排卵する動物なので、高い確率で妊娠しちゃうんです。妊娠した場合、3~8匹程度子猫が生まれてしまいます。
猫が戻ってこれない?
猫は帰巣本能が高く、場所になつく動物です。
外と室内を行き来している猫であれば、基本的には帰ってきます。
ただし、室内飼いしている猫の場合、捕獲率は時間に反比例します。時間がたつほど捕獲率が下がっていきます。
また、怪我をしたり、車に轢かれたり、びっくりして戻れなかったり…。戻ってこれない可能性もあるんです。
猫の脱走防止対策
脱走したら、捕獲するのは大変です。
まずは、お家から脱走しない対策をすることが大事です。
7個紹介していきます!
- ゲート(柵)をつける
- 脱走する隙間を作らない
- 玄関に「猫がいます」などの注意喚起のステッカーをつける
- 外とつながる部屋にはいかせない
- 室内を充実させる
- 避妊・去勢をする
- マイクロチップ、迷子札などつける
1~5は脱走しないための対策、6~7は万が一脱走した場合の捕獲率を上げるための対策になっています。
猫用のペットゲートをつける
玄関、ベランダ、窓など外の世界と通じるところに猫がいけないようにゲートを設置します。
猫は高いところまで登れるので、基本的には高さのあるゲートが必要です。
窓用などもあるので、設置したい場所に応じてサイズを選びましょう。
子供用のゲートに似ているので、使いまわせるかな~と思いましたが、高さがないので、猫には不向きです。犬なら応用できそうですが・・・。DIYする人もいますよ~♪
猫のいる部屋の窓など隙間を作らない
我が家は、ちょっとした隙間からカリカリ自分で開けて、脱走しました。
特に夏など、網戸にしたい、ちょっと風をいれたい時期は要注意です。
網戸用のストッパーが販売してあるので、こういうアイテムを活用するのもいいと思います。
家の玄関にステッカーを貼る
来客が急に扉を開けない対策も効果的です。
「猫がいます」「ドアの開閉にご注意ください」などのステッカーが売ってあります。
100均(ダイソー)にも売っているようです!
猫を外とつながる部屋にいかせない
猫部屋をつくるなら、玄関と接さない場所に作るのもよいです。
猫部屋はエアコンなどで空調管理し、窓の開閉はしないようにすれば、脱走する可能性を減らせます。
我が家は間取り的にこの対策が可能なので、これを実施しています。
扉を自分で開けてしまう猫ちゃんにはドアストッパーというアイテムがあります。
猫のいる室内を充実させる
外の世界に興味を持たないくらい室内を充実するのも大切です。
猫は上下運動を好むので、部屋が狭くても上下運動できるようにキャットタワーなどを設置してあげるとよいです。
別記事でまとめているので、こちらもご参考ください。
猫の避妊・去勢をする
繁殖する予定がなければ、避妊、去勢が基本です。
外に出たい欲も抑えられるし、万が一のときも望まない妊娠をさけられます。
猫のマイクロチップ、迷子札などつける
万が一脱走したときに、見つけた人が連絡してくれるような対策も重要です。
マイクロチップや迷子札をつけておくと安心です。
我が家ではマイクロチップをいれています。
本当は、誰が拾っても飼い猫だとわかるように首輪と迷子札をつけたいのですが、嫌がって取ってしまいます。子猫のときに首輪に慣らせばよかったと後悔してます。
猫が脱走したら
猫探しは時間が勝負です。
捕獲率は時間に反比例して下がっていきます。
猫の姿が確認できるとき
大事なのは、慌てて近づかないこと。
逆にびっくりして逃げてしまう原因になります。
優しく声をかけながら、ゆっくり近づき、捕獲しましょう。
おやつなどでおびき寄せるのも効果的です。
猫の姿がみえなくなったとき
保健所に連絡をする
もし、遠くに逃げてしまって見つからなかったら。
自分でやる場合は、まず念のために保健所に連絡をいれましょう。
拾った方が保健所に届けている可能性があります。
また、間違って野良猫だと思って対応されては大変です。
愛猫ちゃんの特徴など伝えるとともに、捕獲されたら連絡もらえるようにお願いしましょう。
張り紙を貼る
近所に愛猫の写真や特徴、見つけた場合の連絡先を記載して、張り紙をしましょう。
見つけた方が、連絡してくれるかもしれません。
捕獲器を活用する
脱走した猫も神経質になっているので、自分で捕獲するのは困難かもしれません。
動物愛護センターや市役所、動物病院で捕獲器を貸してもらえる場合があるので、最寄りの施設に相談してみましょう。
プロにお願いする
ペット探偵、ペットレスキューなどプロを活用するのも手です。
猫の習慣や行動学的な観点から探してくれたり、張り紙を作ってくれたり、捕獲器やトレイルカメラなど専用機械を活用して探してくれます。
自分だと、猫が行動しやすい時間帯をねらって探す・・・とか難しいですよね。
おわりに
猫ちゃんの安全を守るためにも、しっかり脱走防止対策をしていきましょう!
みなさまのペットライフがよりよいものになりますように♡